PM25が飛んでいる時は洗濯に注意

PM2.5警告中は洗濯物を干してはいけません!

汚染物質PM2.5などの飛来予報がスマホやパソコンで見られるのであれば、その日洗濯物を外に出していくべきか否かを判断するのに役立つでしょう。

 

でも正直朝の忙しい時間に、スマホやパソコンで確認するのもなんだか面倒だと思いませんか?いっそのことテレビの天気予報の時間帯に、「PM2.5の飛来予報!」も入れてくれるとありがたい。

 

洗濯をするお母さん

 

パソコンで見るPM2.5や黄砂のアニメーションによる飛来予報は本当にわかりやすく、濃度によって色分けされているから危機感も倍増します。

 

そうです!雨が降るのか降らないのかを心配するように、PM2.5の飛来にも気を配って欲しいのです。

 

洗濯ものにPM2.5が付着するのはもちろん避けたいですよね。感覚は黄砂や花粉と同じで、空気中に浮遊しているのだから風と共に吹き付けられて、洗濯ものに付着する。そしてそれを家の中に取り込んだと同時にその付着物も家の中へと運ばれてしまいます。

 

家の中に取り込まないようにと窓を開けずにがんばっても、外に干した洗濯もののせいで台無しです。
※衣服に毒素を不着させてそれを家族が身に付けることになります。

 

じゃあそれの何がいけないのか?
簡単にいえば、微小粒子状物質PM2.5とはは極めて小さい粒子の有毒物質です。残念ながら、がふだん私達がドラッグストアなどで購入する安いマスクでは、その超微粒子のpm2.5を防ぐことは出来ません。2013年には日本は中国から飛来してくるこの微小粒子状物質PM2.5の大気中濃度が日本が定める安全基準値の2倍以上となったため、外出自粛を呼びかけるまでになってしまいました。現行では35マイクログラムと言われていた濃度は、この時実に倍以上の70マイクログラムにまで達していました。

 

当時子どもたちが遊ぶときに、マスクをしながらという光景をテレビで見て、なんとも寂しく、怖く感じたことを思い出します。





もちろん吸い込んですぐに喉の調子が悪くなったり、しばらくしてなんらかの症状が出るなどの異変が起こる人もいれば、さほど気にならない人もいます。反応は人それぞれだけど、ここで知って欲しいのはPM2.5が前にも言ったように、粒子が小さいため気管を通過しやすく肺の奥深く(肺胞)まで入り込み、それが「付着」し蓄積されていくということです。

 

もっとも解りやすい例えは、喫煙者の肺がまっ黒になっている状態を想像、もしくはパソコンなどで画像を探してみてください。タバコを吸い続けタールが付着した肺…。
恐ろしい話ですが、PM2.5にはそういった危険性をはらんでいるのですよ。
タバコ

 

PM2.5の濃度が基準値を超えたときに注意喚起がなされます。まだ、あまりピンとこない人の方が多いような気が…。

 

「今日は濃度が濃いです!気をつけてください!」などと言われても、洗濯物は外に干されていたりしますよね。
注意喚起
ってことは、まだまだ認知度が薄いというか…。どういった状態なのかを知らない人が多いってことですよね。

 

洗濯ものに関して言うなら、付着させない!=外に干さない!が1番。
どうがんばっても空気は避けられないので、室内に干すのがおすすめです。あくまでも濃度が濃いとされる時は特にそうした方がいいのですが、黄砂や花粉同様、微量でも室内に持ち込めばどんどん溜まっていき、結果的に濃度が高くなるのは言うまでもありません。

 

PM2.5がついた衣類を着るとアレルギーや喘息、偏頭痛などさまざまな体調不良が発生する可能性があります。
PM2.5とエアロゾルの恐怖    PM2.5の対策などもみてください。





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