目には見えないPM2.5の恐怖との出会い

目には見えないPM2.5の恐怖を知ってしまった。

昨年2013年2月、突然騒がれたPM2.5。
今となっては全国的に知れ渡り、注意喚起が発令されるほどになりましたよね。今回改めてPM2.5についてリサーチしてみた結果、とんでもない状況だという事がわかり、それだけで息苦しくなってきました。PM2.5の恐怖
そして正直、何からお伝えしたらいいのかさえ見当がつかなくて…。

 

なのでとりあえず、私の話を聞いてくださいね。

 

今からおよそ2年前の1月下旬、黄砂と花粉アレルギーの私は、いつ頃からどのくらい飛ぶんだろうと思い、ネットで調べていたんです。
そしたら偶然、九州大学の大気汚染物質飛来情報的なサイトを見つけました。

 

これは中国大陸からの偏西風や大気の状況によって運ばれる、黄砂エアロゾル(空気中に浮遊する微粒子)を、お天気情報の雨雲レーダーみたいに表示しているもので、ちょっと感動した記憶があります。空気中の濃度によって、色分けされていて本当に判りやすいんです。





黄砂は毎年恒例とはいえ、青空駐車の車のガラスに付着した量でその状況を把握したり、遠くを眺めては黄色っぽくかすんだ空を見ては「今日は酷いな…」といった感じだったので、雨雲のように事前に知ることが出来てほんとに助かった記憶が…。

 

2年前、黄砂に敏感だった理由が、大陸からの黄砂そのものに、中国の汚染物質が付着して飛来するという情報があり、実際いつもの黄砂の時期よりも、反応して出る症状が違う!のどがヒリヒリする!という声が多かったのです。

 

すでにその頃から、汚染物質の飛来拡大は始まっていたのでしょうね。
汚染物質

 

ただ気になったのはそれだけじゃなくて、九州地方ではもうずいぶん前から、大陸からの大気汚染の影響を受けていた…ということです。大気の流れ上、日本の中で最も影響を受けたのが九州地方だったというだけで、今では日本の全土に汚染物質は流れ込んでいます。

 

中国の強烈なスモッグの映像、もしくは写真を見たことがありますか?

 

黄砂が街を飲み込むような写真も驚きますけど、どんより真っ白に霞んだ街もかなりのモノです。
あの白く霞んだ空気が、風によって日本に流れてくるんです。

 

oh my God…。
oh my God…。

 

日本もかつては大気汚染による公害を生み出していたことを知っていますか?おそらくアラフォー世代であれば、社会の時間に数々の「公害」を習っているはずです。高度経済成長が生み出した、工場の煙や排水による大気・水質汚染…。車の普及による排気ガスなどなど…。

 

自国の産物ではないとはいえ、風に乗ってやってくる目には見えないPM2.5の正体をもっと知っておいたほうがよさそうですね。




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